Connect Vision

すべてをつなげるインフラを、共に打ち立てる
世界が本来持っている可能性を最大化する

はじめに

私たちが住む世の中は、さまざまな要素によって構成されています。人・モノ・サービス・空間・個人・組織。ビットキーが創るのは、それらを有機的に「つなげる」ためのインフラです。

日々の暮らしの中で、働くオフィスで、旅行先で。人生の多様な場面において、あなたは世界と「つながる」必要があります。しかし、「つながる」ための方法の多くはまだまだパーフェクトに洗練されてるとはいえず、改善の余地があります。もっと 安全で 便利で 気持ちよい 革新的な体験 へと、アップデートする可能性に満ちているのです。

なぜ「コネクト」が重要なのか?私たちが解決するのは「分断」です

サービス毎のID/システムの分断

インターネットの登場とアプリ開発の民主化によって、あらゆる分野でデジタル化の流れは加速しました。日々の様々なサービスやモノが、いまや次々に「スマート化」されています。一方で、体験のボトルネックになっているのが、深刻な「分断」です。「ひとつひとつのサービスは確かに便利。だけどそれぞれの“つながり”はイマイチ。」そう思ったことはないでしょうか?各種サービスを受けるために、個別にID登録、インストール、セットアップを繰り返すのではなく、もっと気持ちの良い方法はないものか。このような分断を解消するアプローチとして、ビットキーは「コネクト」を進めます。

リアルとデジタルの分断

インターネットを通じて利用するサービスであっても、全てがデジタル上で完結するわけではありません。サービス提供者と注文者が、同じ時間に同じ場所にいることが必要な対面での手続きが、しばしば発生します。例えば、ECサイトで注文した商品を、ドライバーと会って受け取るという物理的な流れ。また、ネット予約した宿泊施設も、対面でのチェックインやカギの受け渡しが必要です。スムーズなデジタル体験は、リアルに入ると途切れてしまい、不便です。こういった分断を解消することも「コネクト」の対象テーマです。

分断を解消するために、統合ではなく共創する

未来のコラボレーションを実現するためのプラットフォーム

ビットキーがまず注目したのは、人が本来持つ「アイデンティティー(ID)」の存在です。デジタルが生まれる前は、鍵や証明書によって自身を証明してきましたが、昨今ではサービスごとに証明方法が多様になり加速度的に分散しています。

サービス毎にID/システムが分断されてしまうと、それを連携させるためのコスト(お金と時間)は膨大なものとなります。ビットキーが出したひとつの答えは「コネクトプラットフォーム」というインフラです。インフラといっても、ひとつのブランド/システムが全てのサービスの仕様をコントロールするような「統合」という思想ではありません。ひとつの巨大IT企業が世の中すべてのサービスを統合するのは、不可能であり柔軟性に欠けると考えます。コネクトプラットフォームはあくまで窓口としてID連携、サービス連携を行い、サービス提供者に必要な機能群を提供するという役割です。サービスを提供する各社の実現したいことはそのままに、ユーザーの体験価値は分断されることなくシームレスに。これが、オープン型の「コネクト」を軸とするビットキーが実現する、未来のコラボレーションの在り方です。

これからの未来は、PHYGITAL

PHYSICALとDIGITALが、融合する世界

デジタルとリアルは違うもの。そういった先入観があります。しかし、本当にそうでしょうか。例えば、デバイスとサービスに違いはあるのでしょうか。本質的には、価値の実現手段であり、その違いはない。ビットキーはそう考えます。例えばビットキーはスマートロックをPHYSICALなプロダクトではなく、DIGITALなサービスとしても提供しています。未来はPHYSICALやDIGITALではなく「PHYGITAL」なのかもしれません。

デジタルとフィジカルの境界線を曖昧にするためには、プラットフォーム技術が必要です。私たちが「コネクトされた世界」を実現する上で重要な要素が、認証と権利です。空気を吸って歩いているだけで、認証が完了し、サービスがひもづく。デジタル上の権利が移転されて、物理空間にひもづき、サービスが実行される。ビットキーが目指すのは、煩わしい手続きから開放された快適な体験。デジタルとフィジカルがうまく融合した結果、自分が自分らしくいられる自由な世界です。

唯一無二のCONNECT-TECH(コネクトテック)カンパニー

ビットキーが展開するのはとてもユニークな事業。世の中にある人・モノ・サービス、空間とあなた、個人と組織など、ありとあらゆるものを「コネクト」することで、それぞれの価値を強めたり、新しい価値を創るというものです。そのために必要なのが、テクノロジーです。CONNECT-TECH(コネクトテック)と呼んでいます。ビットキーの開発した、bitkey platformでは複数のIDとサービスをつなぐことができます。IDとなる情報の関連づけにより本人を証明し、独自の分散技術による最高水準のセキュリティで管理します。これによって、パートナー事業者様と関連した他社のモノやサービスとをID連携させることができ、シームレスなユーザー体験を提供することができます。

コネクトの発想は、すべてをひとつに集約するという中央集権的なITの考え方とは異なり、これからのデジタル社会に相応しい利便性や体験価値を生み出すと確信しています。

コネクトテクノロジーの詳細を見る

あなたの人生における3つの体験。3つの事業領域

ビットキーは、あなたの人生における体験を、3つの領域に整理しています。Home(暮らし)、Work(仕事)、Experience(非日常体験)。それぞれの領域で既にあなたは様々なサービスに囲まれていますが、便利である一方、人々の生活を複雑にしてしまっていることも。まだまだ改善できると考えています。私たちは、人を中心に据えて、3つの領域における体験を再定義するチャレンジを行っています。

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Connect事業の全体像

コネクト。あなたの体験は、もっと特別に

ビットキーが創るのは、体験の可能性を引き出すためのインフラです。
あなたの人生のあらゆる場面で、デジタルとリアルを横断して価値を提供します。

テクノロジーは、人を豊かにするためのものだと考えます。
自分が自分らしく時間を過ごせるために、テクノロジーの力があります。
あなたの体験をより洗練させて、あなた自身の可能性を拡張する役割を果たします。
個の可能性が広がるということはすなわち、
世界が「本来持っている可能性」を引き上げるということです。

ビットキー、それはインフラを創る挑戦者たちであり、プロジェクトです。
そのインフラは、デバイスやソフトウェアだけでなく、サービスの仕組みやパートナーなど、
さまざまな要素がコラボレーションされることで、創り上げられます。

私たちはこのプロジェクトの発起人であり、コアテクノロジーの提供者です。
しかし、あくまでインフラを創る挑戦は「共に」行われます。
そして、主役は各プレイヤーでも技術でも特定の企業でもなく、
あくまでパーソナルな体験を享受するエンドユーザー。
つまり「あなた」こそが、主役です。

コネクト。それはあなたの体験を、もっと特別なものにするためのキーワードです。