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ビットキー、広島県主催のアクセラレーション・プログラム「D-EGGS PROJECT」のゴールドパートナー第1号に

ビットキー、広島県主催のアクセラレーション・プログラム「D-EGGS PROJECT」のゴールドパートナー第1号に

〜サービス間のID・データ連携基盤にbitkey platformを採用〜

 

株式会社ビットキー(所在地:東京都中央区、代表取締役:江尻祐樹・福澤匡規・寳槻昌則、以下ビットキー)は、広島県(湯﨑英彦知事)が主催するコロナ禍における課題をデジタル技術で解決するアクセラレーション・プログラム「D-EGGS PROJECT(以下、本プログラム)」のゴールドパートナー第1号に選ばれたことをお知らせします。ビットキーは、本プログラムへ採択された30社の広島県内における実証実験のサポートを実施し、実証実験期間中、住宅用スマートロックbitlockシリーズの無償提供も予定しています。
※写真は表敬訪問の様子(左から ビットキー代表取締役CEO江尻 祐樹   広島県 湯﨑 英彦知事)

■ゴールドパートナー参画背景
現在、自治体や大手企業を中心に、「アクセラレーションプログラム」や「ビジネスプランコンテスト」などの場を通した、新サービス開発が活発となっています。一方、良いサービスが生み出されても、実際に利用され、ユーザーを拡大させるタイミングには障壁があり、ユーザー側もサービスを利用するためには、一つずつアカウントを登録し、使い分ける手間が発生している現状があります。(参考イメージ

参考イメージ

広島県および本プログラム運営事務局では、30社の採択後に前述のような課題が想定されたため、ビットキーのコネクト技術に関心をお持ちいただきました。
本プログラムでは
1, 生み出された複数サービスが広島県民の皆様に「使われ」、真価を発揮できる
2, 複数サービス間の連携によって、新たな複合価値を創出できる
の2点への貢献を期待いただき、ゴールドパートナーとして参画する運びとなっています。
今後は、同様の課題を抱える各スマートシティにおけるサービス間連携等の課題解決も目指して参ります。

■ゴールドパートナーとしてのサポート内容
今回、広島県民の皆様が、創出されたサービスを”より自然に”利用できるよう、また、生み出されたサービス間の連携で、本プログラムの価値が最大化されるよう、以下の点をサポートいたします。

① 県民への本プログラム参加インセンティブ提供
▶︎スマートロックbitlockシリーズおよび、関連するスマートフォンアプリの無償配布
本プログラムでは県民への価値提供が重要なポイントとなりますが、まずは県民の皆様にプログラムへ参加いただき、利用されるステップが必要です。
そのために、日々利用できる「スマートロック」やスマートロックの開け閉めができるスマートフォンアプリ「homehub」を本プログラム期間中に無償提供することで、本プログラムの県民への認知を高め、より多くの方々が参加するプログラムとなるよう支援します。なお、homehubは毎日の鍵の開け閉めに利用するため、県民の高い利用率が想定されており、かつ暮らしにおけるスーパーアプリの側面もあるため、homehub上で採択企業以外のサービス事業者と連携させたり、ミニアプリとしてhomehub上でメニュー開発したり、採択企業のサービスの利用率向上や、さらなるコネクト展開の加速にも貢献します。

② 採択サービス間のID・データ連携
▶︎採択された複数サービス間のID・データを連携させるためのデジタルコネクトプラットフォームの提供
デジタル技術による価値を最大化させるためには、サービス事業者間のID・データ連携が必要不可欠ですが、昨今スマートシティ・スマートリージョン領域で話題となっている「事業者間のデータ流通・共有」実現においては、個人の許諾に応じた適切なデータ流通基盤が無いことが課題となっています。
本プログラムでは、ビットキーのデジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」の技術提供によって、個人の許諾に応じたID・データ流通が可能な高度な認証・認可コントロールを実現し、事業者間の連携による新たな価値創出を支援します。

なお、前述のhomehubやbitlockシリーズはこのbitkey platformと連携しているため、採択企業はbitkey platformとの連携により、homehub・bitlockシリーズのユーザーをはじめとするコネクト事業者のユーザーとの接点づくりや、新たなユーザ層開拓の機会を得ることもできます。
①と②のサポート内容を以て、ビットキーは広島の地元企業に加え、全国の企業との連携も視野に入れたサービス開発を支援してまいります。

■bitkey platformとは
認証・認可、ID連携、分散システム、暗号化技術などを研究し、独自に組み合わせて応用・開発した“世界中のあらゆるものを柔軟につなぐ”ID連携・認証、権利処理のデジタルコネクトプラットフォームです。旧来の、IDを1つに“統合”する考えとは異なり、各事業者の提供するサービスそれぞれのIDは残したまま、ID Hubを提供することで、さまざまなサービスを“つなぐ”ことができる新しい概念をもっています。

■bitlockシリーズとは
ビットキーが提供する“スマートロック”です。住宅向けスマートロック「bitlock LITE(ビットロック ライト)」やエントランスのオートロックドアなど電子制御されたドア向けスマートロック「bitlock GATE (ビットロック ゲート) 」などがあります。スマートフォンや専用のリモコンキー「bitbutton(ビットボタン)」などで鍵の開け閉めができるほか、スマートフォンアプリでは「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを発行することが可能で、家族や配達員、家事代行スタッフが一時的に入室することもできます。
bitlock LITE は2019年12月にスマートロック国内累計販売台数調査*でNo.1を獲得しています。*株式会社日本マーケティングリサーチ機構 調べ

■homehubとは
人それぞれ快適な暮らしを送るために、暮らしとサービス/モノの間に存在する「分断」をなくし、ライフスタイルを実現させるためのコネクトプラットフォームです。ビットキーが提供するサービスやモノに限らず、他社の提供するサービスやモノとも連携が可能です。また、IoT家電や、置き配・家事代行サービスなど自宅で利用するサービスだけでなく、地域の共有施設や街においても、モノやサービスを連携させることで、暮らしにおいて一貫した体験を得ることができます。

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