ビットキー、32億円超を資金調達。累計調達額は90億円超 〜プレシリーズBラウンド1stを完了し、2ndも進行中〜
株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役:江尻祐樹・福澤匡規・寳槻昌則、以下 当社)は32億円超の第三者割当増資を実施し、創業から2年9ヶ月で第三者割当増資による累計資金調達が、約90億円となりましたことをお知らせします。
なお、現在はプレシリーズBラウンド2ndが進行中です。
資金調達の狙い
“テクノロジーの力で、あらゆるものを安全で 便利で 気持ちよく「つなげる」” をミッションとする当社は、2019年のスマートロック「bitlockシリーズ」販売を皮切りに「コネクト事業」を展開。住宅やオフィスなど多様な領域において、人・モノ・サービス・空間をつなげることで新しい価値を生み出すプラットフォーム事業を進めています。
2020年からはこのミッションの実現に向けて、“暮らし”の領域で「homehub」、“仕事”の領域で「workhub」をリリース。アプリ/SaaSが一体となり、リアルなデバイスや設備と連動する新しいコネクトプラットフォームの提供を開始しています。
これらはインフラ事業であり、あらゆる業種の企業様やそのアセット、サービス、プロダクトとの連携により創る必要があります。これまでにも多くの企業様にご賛同いただきましたが、今回も新たに8社のパートナーに事業共創へのご参画をいただきました。
この度の資本・業務提携により、「homehub」「workhub」の価値をより一層高め、より力強く事業推進してまいります。
なお、現在継続中のラウンドに関しては、改めてお知らせいたします。
各社の製品・サービスとともにつくるhomehub・workhub
第三者割当増資 引受先(社名もしくはファンド名称の五十音順)各社の出資金額は非公開
◯株式会社オカムラ
◯株式会社サンケイビル
◯ダイキン工業株式会社
◯東京建物株式会社
◯日鉄興和不動産株式会社
◯パナソニック株式会社
◯プライム ライフ テクノロジーズ株式会社
◯スパークス・グループ株式会社が運営し、トヨタ自動車、三井住友銀行などが出資する「未来創生2号ファンド」
プレシリーズBラウンド1st 第三者割当増資引受先からのコメント
株式会社オカムラ 代表取締役 中村 雅行氏
ビットキー社の「workhub」を基盤として、ワーカーの生産性を向上する環境づくりと、ファシリティマネジメント投資・戦略の最適化を図り、働き方のDXを加速させます。顔認証での入退室、会議室や座席の予約、オフィスの利用状況の見える化など、さまざまなシステムを統合するマネジメントシステム「Work x D(ワーク・バイ・ディ)」のテクノロジーパートナーであるビットキー社と連携し「働き方のデジタル化」を実現します。
株式会社サンケイビル 専務取締役 舘野 登志郎氏
ビットキー社の持つ高度で汎用性のあるテクノロジーは、人々の生活利便性を広く向上させるプラットフォームとなり得る技術だと評価しております。今後弊社グループの手掛けるオフィス、住宅、ホテル、シニア等のアセットやサービスと掛け合わせ、DXを実現することで、協働してお客さまに新たな価値を提供することを目指して参ります。
ダイキン工業株式会社 執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長 米田 裕二氏
今回ビットキー社とのパートナーシップを構築し、当社の空調・換気の制御技術とビットキー社のデジタルコネクトプラットフォームを連携させることで、オフィスや店舗における、新たなソリューションを創出したいと考えています。更にビットキー社とは、ID連携・認証を活用したオフィス・工場の生産性向上、働き方改革にも共同で取り組めると期待しています。
東京建物株式会社 取締役専務執行役員 小澤 克人氏
ビットキー社の技術は、様々な社会課題を解決する可能性を持っています。同社が本社を構える東京スクエアガーデンへのworkhub導入を通じて、当社もデジタルの力で課題を解決する新しいビル運営・管理を目指します。また、当社は八重洲・日本橋・京橋エリアにおいて、成長企業やスタートアップ企業を引き続き支援し、各社に連携や協業の機会を提供することで、持続的にイノベーションが生まれる次世代の街づくりに貢献してまいります。
日鉄興和不動産株式会社 常務執行役員 丸山 博史氏
今般のビットキー社との資本業務提携によって、お客様に新たな体験と価値を提供できる機会を頂いたことは私たちの喜びであります。ビットキー社が、スマートロックの販売に留まらず、そのConnectする技術で、不動産業界のデジタルプラットフォーマーへと成長されることに大きく期待するとともに、弊社の住宅事業やオフィス事業におけるビットキー社との協業の創出を目指してまいりたいと思います。
パナソニック株式会社 ハウジングシステム事業部 事業部長 山田 昌司氏
私共は、パナソニックにおいて、くらしを豊かにする住宅設備および建材商品などの開発・製造・販売を行っています。これらのハードウェアをビットキー社のhomehubと融合させることで、お客様の期待に応えるサービスを伴った商品のスピーディーな開発が可能になります。弊社は、ビットキー社との『共創』によって、かつてない新しいくらし価値を創出していきます。
プライム ライフ テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 北野 亮氏
両社には「テクノロジーでつながることで豊かな暮らしサービスを提供する」という共通する目標があります。またベンチャーならではの大胆さとスピード感を当社にもたらしてくれることも期待して資本業務提携を締結しました。両社で協力して一人一人のお客様とつながり続けるまちを速やかにつくり、くらしの困りごとを解決することが、結果的に社会課題の解決にも直結します。くらしのあたりまえがどう変わるか楽しみです。
スパークス・グループ株式会社 代表取締役社長 阿部 修平氏
ビットキー社は、デジタルと日常の間に存在する不便を新たな社会課題としてとらえ、独自の技術・ビジネスモデルによりスピード感をもって市場を切り開いている点に注目し投資いたしました。今回の資金調達を経て、同社のビジネスに共感し多くのパートナーとの連携が拡大しています。今後、bitkey platformが広く普及し、社会課題の解決に向けて確固たる地位を築くことを期待します。
第三者割当引受先一覧 (社名もしくはファンド名称の五十音順) 公表可能な企業のみ
※◯は今回ラウンド出資者、●は前回ラウンドまでの出資者
●阪急阪神不動産株式会社のコーポレートベンチャーファンド「HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合」
●大阪ガス株式会社
●岡崎信用金庫
◯株式会社オカムラ
●株式会社グッドパッチ
●グローバル・ブレイン株式会社が運営するファンド「グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合」
●ゴールドマン・サックス
●三井不動産株式会社が出資し、グローバル・ブレイン株式会社が運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1号」
◯株式会社サンケイビル
●CYBERDYNE株式会社の子会社であるCEJキャピタル株式会社が運用する「サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限責任組合」
●新生企業投資株式会社が運営に関与するファンド「新生ベンチャーパートナーズ1号投資事業有限責任組合」
◯ダイキン工業株式会社
◯東京建物株式会社
◯日鉄興和不動産株式会社
◯パナソニック株式会社
◯プライム ライフ テクノロジーズ株式会社
●株式会社フルタイムシステム
●株式会社マーキュリアインベストメントが運営する伊藤忠商事株式会社との共同組成ファンド「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合」
◯スパークス・グループ株式会社が運営し、トヨタ自動車、三井住友銀行などが出資する「未来創生2号ファンド」
●森トラスト株式会社
●Spiral Innovation Partners株式会社が運営し、セイノーホールディングス株式会社がアンカーLPとして参画する「Logistics Innovation Fund」