ビットキーのworkhub、 東京建物の中規模オフィスビル新ブランド第一弾に採用 〜大規模工事不要で「受付自動化」「顔パス入館」を実現〜
株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役:江尻 祐樹・福澤 匡規・寳槻 昌則、以下、ビットキー)は、東京建物株式会社が新たに開発する中規模オフィスブランドの第一弾物件「T-PLUS日本橋小伝馬町 以下、当ビル」にて、workhubを通じたビル来訪者の「受付自動化」や、ビル勤務者の「顔パス入館」が導入予定であることをお知らせします。なお、当ビルは延床面積2,780㎡の中規模オフィスビルながら、テクノロジーを活用し、ビルのDXを実現した点が特長です。
workhub採用の効果
1, 受付自動化:ゲストはQRコードで非対面非接触受付・入館が可能
これまでの中規模オフィスビルにおいてはエレベーターによるセキュリティ制御が無かったり、ビル来訪者が1階のインターホンで訪問先を呼び出し、入居企業の担当者が都度セキュリティドアのカギを解錠したりする仕様が一般的でした。そのような中、当ビルでは、workhubを採用することで、ビル来訪者はあらかじめ発行されたQRコードを、1階に設置されたタブレット端末にかざすだけで認証を完了、「エントランスドアのロック解錠」「目的階のみボタンを押せるようエレベーターセキュリティと連動」することを可能にしました。これにより、ビル来訪者は非接触でエントランスを通過でき、入居企業の担当者はゲストが来訪する度に仕事の手を止めて、カギを解錠する手間がありません。また、入居企業の担当者にはゲストの来訪がメールやチャットツールで通知されます。※アポイントがない場合、インターホン対応も可能です。
2, 顔パス入館:ビル勤務者は顔パスによるウォークスルーでカギ解錠
入居企業の勤務者の入館はICカードによる解錠が一般的でしたが、workhubを採用することで、ICカードに加えて、顔パスでの入館にも対応し、非接触かつウォークスルーでのエントランス通過を可能にしました。また、他拠点からの出張者が利用する場合は、ICカード未保有でも、あらかじめ顔の情報を登録しておくことで、顔パスで入館することが可能です。
本取り組みの特長
・大規模工事不要で実現
オフィスビルでさまざまな認証手段(顔認証やQRコード、ICカードなど)を導入するためには、通常、大規模な工事や設備投資が必要です。しかし、workhubでは導入する設備を最小限に抑えられるため、中規模オフィスビルでの導入が実現しました。
・後付けで認証方法を追加。利用者毎に最適な手段を提供
オフィスビルのエレベーターやドアのセキュリティは特定の手段(多く場合はICカード)のみで認証することが一般的です。しかし、ゲストの来訪時には有人での受付が必要な場合や、ICカード紛失時には通行できないなど、不便なシーンがあります。今回、既存の認証手段(ICカード)はそのままに、認証手段が追加されたことで、ビル勤務者やゲストの体験を向上させました。
採用の背景 東京建物株式会社様コメント
従来、大規模ビルではテクノロジーを活用した先端オフィスを構築しやすい一方で、中規模ビルは、コストや導入のための工事規模などの観点から、テクノロジー活用が十分に進まない課題がありました。しかし、当ビルはworkhubを採用することで大規模な工事を必要とせず、効率的に受付自動化や顔パス入館を実現できました。これにより、中規模オフィスビルながらオフィスワーカーがより自由に、心地良いと感じる新たなワークプレイスとなる要素を追加することができました。今後、T-PLUSシリーズにおいては、本システムの導入を含め働く方のニーズに適応した機能を検討していく予定です。
T-PLUS日本橋小伝馬町 外観イメージ
T-PLUS(ティープラス)について
<ネーミングの由来>
Tokyo Tatemono(東京建物) 、Technology(先端技術)、Transform(変化)、Trust(信頼)の頭文字TにPLUSをつけた造語。「先端技術( Technology )をプラスし、顧客の要望を合理的に満たした柔軟かつ快適なオフィスを実現する。時代の変化を捉え(Transform)、顧客の未来に寄り添う商品により、お客様からの信頼に繋げたい。」という意味が込められています。
<コンセプト>
豊かな緑化によるリフレッシュ空間の設置や徹底した感染・衛生対策による「ウェルネス」と「環境保全」、オフィス内外のカスタマイズにいつでも応えられる「柔軟性」を、最先端「テクノロジー」の投入により実現。働くその人、その街、その建物の個性を引き出し、これまで以上に多様な活動を支えられるオフィスへ。
時代環境にしなやかに対応し、ポジティブに成長を追求するお客さまの未来に寄り添えるワークプレイスを提供していきます。
workhubについて
人と仕事の間の分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。オフィスビルの入退館管理においては、既存のビルセキュリティとの連携によって、ICカード、QRコード、顔認証など組み合わせた柔軟な認証方法に対応でき、テナント従業員、ビル清掃スタッフ、ビルへの来訪者など多様な利用者に対して、利用時間などの権限も柔軟にコントロールすることが可能となります。また、ビットキーの製品だけでなく、他社が提供する製品やサービスとの連携により、オフィスワーカーは1つのスマートフォンアプリからあらゆるサービスを利用できる体験を生み出すことも可能です。