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ビットキー、国内初の技術搭載「アンチパスバック」機能の提供開始 高度化するオフィスセキュリティ対策に、ワーカーの利便性を付加

ビットキー、国内初の技術搭載「アンチパスバック」機能の提供開始 高度化するオフィスセキュリティ対策に、ワーカーの利便性を付加

9年ぶり改訂・2025年10月までに対応必須のISMS新規格により拡大するニーズ見込む

 

株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役:寳槻 昌則、福澤 匡規、以下、ビットキー)は、コネクトプラットフォーム「workhub」を通じて、共連れを防ぐことができる「アンチパスバック(以下、本機能)」※1をオフィスビルの管理者やデベロッパー、入居企業向けに提供開始いたします。本機能の特長として、クラウド上で管理する「人」の情報に入退室履歴を紐づけることで、入室時と退出時の認証方法が異なる場合でも入退室が可能となります。なお、本機能は既存のビルセキュリティ設備と連携し、後付けでセキュリティを向上することが可能です。

※1:特許出願済み

本機能について

通称「共連れ防止機能」と呼ばれる「アンチパスバック」機能は、セキュリティ向上を目的としてオフィスビルセキュリティや入退室管理システムにより提供されています。一般的には、入退室で利用するセキュリティカード上に「入」の記録がない場合は退出できない、もしくは「出」記録がなければ入室できないといった、「入」と「出」をセットにして管理することで、不正な出入りを防ぐ目的で利用されています。

<アンチパスバック非対応のオフィス>入室記録がなくても退出できる

<アンチパスバック対応のオフィス>入室記録がないため、退出できない

本機能は、「カード」などの認証物単位ではなく、クラウド上で管理する「人」の情報に入退室履歴を紐づけるため、入室時と退出時に異なる認証手段を利用しても、アンチパスバック機能に対応することができます。

<本機能を採用したオフィス>入室時が顔認証、退出時がカードの場合も対応可能

第一弾は、ビットキーのスマートアクセス製品群が設置されたドアにて、顔認証とQRコード認証を利用する場合※2を対象に、不正を検知した場合、管理者に通知もしくはカギを解錠しないといった制御機能を提供します。
本機能は、建物ですでに適用されているアンチパスバック機能と併用できるため、第一弾は、すでにビルセキュリティを通じて、カードによるアンチパスバック機能が提供されている建物に本機能を付加することを想定しています。
今後はスマートフォンアプリなど対応可能な認証手段を拡張するほか、ビルセキュリティとの連携も強化し、より一層、ビルのセキュリティとワーカーの利便性向上を図ってまいります。

※2:顔認証は日常的にそのビルで働くワーカー、QRコードはゲストの利用を想定

不正検知のアラート画面イメージ

機能提供の背景

昨今、リスクマネジメントの機運の高まりから、企業は専有部内に設けたサーバールームや重要なデータを扱うエリアなどセキュリティレベルを向上させており、ビルの入退館はカード、ハイセキュリティルームのみ顔認証といった使い分けをしているケースも見受けられます。
しかし、生産性向上や社員間の交流を促す目的でフリーアドレスやABWを取り入れるなど、オフィス環境は変動しやすいことや、社員の働きやすさがより一層重視される潮流となるなか、単にセキュリティレベルを向上させることだけを考えると、コストやワーカーの利便性に課題が残るケースが散見されるようになってきました。ビットキーはこれまでオフィスビル入居企業向けにworkhubを提供する中で、下記のような課題に直面してきました。

<ビルセキュリティの対象が共用部と専有部の電子錠に限られることで発生する課題>
・専有部フロア内の物理的なカギで解錠するドアはビルセキュリティに対応できないことから、ドアを電子錠型に交換せざるを得ず、コストがかさんでしまう。
・「カード」自体に「入」「出」の記録を残すため、入室時と退出時で異なる認証手段を利用できず、カードと顔認証などフロア内で複数の認証手段を採用しているオフィスではワーカーが認証手段の使い分けを気にしなければいけない。

加えて2022年10月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の要求事項を規定するISO/IEC 27001 が改訂されたことを受け、これに対応するJIS であるJIS Q 27001 が9年ぶりに改正。管理策の一つとして新たに「物理的セキュリティの監視」が追加されました。2025年10月までに対応を求められる各社からのニーズが高まることも見越し、本機能の提供に至りました。

本機能の特長

1, 工事不要で共連れ防止対応が可能に

企業は専有部内でセキュリティを向上させたい区画に対して、手軽にアンチパスバック機能を適用させることができます。最も手軽な例では、扉のサムターン部に後付でスマートロックを設置し、ドアの外側・裏側にタブレット端末を配置するだけで対応できるため、ドア交換の工事や手間、コストの心配がありません。

スマートロック後付イメージ

2, ワーカーはシームレスに入退室可能
ワーカーは、入室時と退出時に異なる認証手段を利用しても、適切に入室や退出の記録を残すことができます。そのため、各セキュリティエリア入室時に利用した認証手段を気にすることなく、退出することができます。
そのほか、アンチパスバックはエリア単位でON/OFF切り替えができるほか、ユーザー属性別に除外設定も可能なため、出入りする企業の役員や、ビルの警備員など実際の運用を踏まえて細かく設定することができます。また、ビル管理者の管理画面では、テナント企業単位で個人情報を非表示にすることができるため、入居企業との個別契約に応じて、柔軟な個人情報保護も可能です。

アンチパスバックエリアの設定画面

ユーザー属性別の除外設定画面

ユーザー情報にアンチパスバックエリアの入退室情報が紐づいている画面

workhubについて

人と仕事の間の体験の分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。ワーカーの働く場所の検索・予約、スマートロックなどを活用したスマートアクセス化や、来訪者受付、ホテリングなど、workhub一つでシームレスなワークプレイス体験を実現します。

ビットキーのスマートアクセス製品群について

あらゆる場所を「スマートアクセス化」するために、ビットキーが提供する、オフィスの扉に設置するスマートロックや、共用部エントランスドアを制御するコントローラーなどの総称です。スマートアクセス化したビルやオフィスでは、スマートフォンアプリやテンキー操作など多様な手段でシームレスな入室が可能となり、入居者は顔認証やスマートフォンアプリ、仲介担当者や清掃業者はテンキーなど、属性や場所によって最適な手段で解錠できます。
働く場のスマートアクセス化においては、コネクトプラットフォームworkhubと連携します。

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