ビットキー、東京建物・日鉄興和不動産 の手掛ける 中規模新築オフィスビル「suito芝浦」で全館”顔認証入退館”を実現 ニーズ高まる中規模ハイグレードビルの差別化に活用
株式会社ビットキー（本社：東京都中央区、代表取締役社長 CEO：寳槻 昌則、以下「ビットキー」）は、東京建物株式会社と日鉄興和不動産株式会社が開発した2024年3月竣工の新築オフィスビル「suito芝浦（以下、当ビル）」にビットキーのworkhubが導入され、顔認証入退館および来訪者の無人受付・入館に対応したことをお知らせします。
導入の背景
ビットキーは、東京建物株式会社と日鉄興和不動産株式会社の2社それぞれと、2021年に資本業務提携契約を締結※1し、これまで既築ビルのDX※2や新築マンションの非接触入館・共用部予約システムなどの提供※3を行っています。アップデートを前提とすることで竣工以降も価値を向上できることや、ビル全体を効率的に管理しつつ、テナント企業の個別ニーズに対応できる柔軟性を評価いただき、この度当ビルへのworkhub導入に至りました。
※1ビットキーと日鉄興和不動産が資本業務提携 住宅・オフィスビルともに新たな体験創出（2021/4/7）
https://bitkey.co.jp/newsroom/20210407/
ビットキーと東京建物が資本業務提携 スマートビルディング領域で協業（2021/4/20）
https://bitkey.co.jp/newsroom/20210420-press-release/
※2 ビットキー、「東京スクエアガーデン」の 共用部から専有部までビル一棟をworkhubでDX（2021/9/17）https://bitkey.co.jp/newsroom/20210917/
ビットキーのworkhub、 東京建物の中規模オフィスビル新ブランド第一弾に採用 〜大規模工事不要で「受付自動化」「顔パス入館」を実現〜（2022/2/17）https://bitkey.co.jp/newsroom/20220217/
※3 ビットキーのスマートロックbitlockシリーズおよびhomehub、 日鉄興和不動産の手掛ける 大規模再開発エリアの中核レジデンス2棟に同時採用（2022/8/11）https://bitkey.co.jp/newsroom/20220802/
workhub導入により実現したこと
1,高いセキュリティとエントランスから各テナントフロアまでのウォークスルー体験を両立
当ビルは、セキュリティドアへスマートロックと認証用端末を設置したことで、入居する全テナント企業の従業員が、顔パスで共用部や専有部へ入室可能になりました。不正入室やカード紛失などのセキュリティリスクを軽減できるほか、両手が塞がっているときでもウォークスルーで入室できます。
1階：エントランスドア
1階：通用口
基準階：専有フロア入り口ドア
屋上：テラス出入り口ドア
2,来訪者の受付から入館まで、すべて無人で対応
当ビルは、1階エントランスに来訪者受付用のタブレット端末を設置しました。テナント企業の担当者が予め来訪者にQRコードを送付することで、来訪者は当日、端末にQRコードをかざすだけで受付が完了するほか、エントランスドア横の認証用端末にQRコードをかざすだけで、そのままセキュリティを解錠し、訪問先のフロアに向かうことができます。
なお、来訪者の到着はテナント企業の担当者宛にメールやスマートフォンアプリ、ビジネスチャットツール※4上でお知らせするため、各テナント企業では受付対応の人員配置や、社内で電話を取り次ぐ手間もありません。
※4：ビジネスチャットツールとの連携やカレンダーツールとの連携は有償オプション
QRコードをかざして受付する様子
＜来訪者の招待から入室までの流れ＞
今後の展開
今後は、入居するテナント企業ごとに「特定箇所のみセキュリティレベルを上げたい」「鍵付きのワークブースを設置したい」といった追加のニーズが発生することを想定しており、workhubを通じた個別ニーズへの対応を進めることで、「竣工後もアップデートし続けるビル」へ協力してまいります。
suito芝浦 概要
建築名称：suito芝浦
所在地 ：東京都港区芝浦四丁目11-25
敷地面積：1,887.66㎡
延床面積：8,163.84㎡
竣工 ：2024年3月
1階エレベータホールの様子
workhubについて
人と仕事の間の体験の分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。ワーカーの働く場所の検索・予約、スマートロックなどを活用したスマートアクセス化や、来訪者受付、ホテリングなど、workhub一つでシームレスなワークプレイス体験を実現します。
公式サイト：https://www.workhub.site/