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ビットキーとレオパレス21、オートロック物件で置き配対応

ビットキーとレオパレス21、オートロック物件で置き配対応

再配達削減と入居者の利便性向上の実現へ

株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:寳槻 昌則、以下「ビットキー」)は、株式会社レオパレス21(東京都中野区 代表取締役社長:宮尾 文也、以下「レオパレス21」)のオートロックゲート付き物件を対象に、ビットキーの「homehub inHome Service」と「Amazon Key」(※1)が採用されたことをお知らせします。これにより入居者がご不在の場合でも玄関前への置き配が可能になります。

※1:ビットキーは「Amazon Key」を提案する認定パートナーです

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置き配の仕組み

ビットキーのスマートロック「bitlock GATE」と「Amazon Key」の専用機器を、マンションエントランスの自動ドアに接続することで、認証された配達員がスマートフォンを用いてオートロックを一時的に解錠し、受取人の指定した場所へお荷物をお届けできます。「Amazon Key」はAmazonの委託先配送ドライバーのみ利用可能で、ビットキーのスマートロックは「homehub inHome Service」提携先の配達員のほか、家事代行などのサービス事業者も利用可能です。また、建物の管理者が許可した場合、入居者や管理員、作業スタッフも利用することができます。

導入による効果

再配達を削減
宅配ボックスが満杯の場合や、受取人が不在の場合でも荷物を届けることができるため、再配達の回数を大幅に削減し、配送ドライバーの負担軽減と、物流業務全体の効率化に大きく寄与します。

入居者の負担を軽減
置き配が可能になることで、受取人は再配達の手間や、待ち時間が不要となり、入居者は時間的な拘束から開放されます。

取り組みの背景

「物流2024年問題」等によるトラックドライバーの担い手不足などを背景に、2030年には日本全国で35%の輸送力が不足すると予想され、影響の最も大きな東北エリアでは最大41%不足する可能性が指摘されています(※2)。しかし、直近の再配達率は政府目標の6%(※3)に対して約8.4%(※4)と高止まりしており、国民生活を支える物流基盤の維持のためには、さらなる再配達の削減が喫緊の課題です。
特にオートロックマンションでは、受取人不在時や宅配ボックスが満杯の場合、たとえ入居者が置き配を希望しても、配達員がエントランスを解錠できずに、持ち戻りとなってしまう課題があります。
このような課題に対して、ビットキーはこれまでも、オートロックエントランスの鍵のデジタル化と、条件付きで鍵を発行できる技術を強みに宅配事業者と実証実験を重ね(※5)、オートロックマンションでの置き配の普及を推進してまいりました。このたび、「homehub inHome Service」と「Amazon Key」を併せて導入することで、再配達回数の削減効果の最大化と入居者の利便性向上に寄与することが評価され、レオパレス21のオートロックマンションへの採用にいたりました。

※2:ラストマイル配送を取り巻く現状・課題について|地域のトラックドライバー不足の見通し 東北の場合(国土交通省2025/6/23)https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001897922.pdf
※3:物流革新に向けた政策パッケージ(我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議、2023/6/2)2024年末の目標https://jta.or.jp/pdf/member/policy_package.pdf
※4:令和7年4月の宅配便の再配達率は約8.4%(国土交通省、2025/6/23)https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001895953.pdf
※5:ビットキー、佐川急便とオートロックマンションにて顔認証を活用した『置き配』実証実験を実施(2021/6/23)https://bitkey.co.jp/newsroom/20210623-news-release/
ビットキーとヤマト運輸が連携オートロック付きマンションでの「置き配」を実現(2022/3/28)https://bitkey.co.jp/newsroom/20220328/
ビットキーと日本郵便 オートロックマンションへの置き配実証実験第2弾を開始(2022/7/19)https://bitkey.co.jp/newsroom/20220719/
ビットキー、セイノーホールディングスグループ「LOCCO」とオートロック付きマンションへの置き配サービスを開始(2022/8/1)https://bitkey.co.jp/newsroom/20220801/

Amazon Keyについて

Amazonが手がける置き配サービスです。Amazonから委託された配送ドライバーが、お届け商品ごとにオートロック解除の認証を受けた専用配送アプリを使ってマンションのオートロックを解除し、商品を玄関前などまで配達します。

homehub inHome Serviceについて

ビットキーのスマートロックを活用したサービスです。居住者の許可を得て一時的なデジタルキーを発行することで、提携する事業者のスタッフがマンションの鍵を開け、置き配などの「ドアマエ配達」や、家事代行などの「ドアナカサービス」を提供します。

※6:2025年8月時点の連携サービスは、ヤマト運輸「EAZY」の荷物(一部地域対象)、家事代行サービス、ハウスクリーニング、ペットシッターサービスがあります。

【株式会社ビットキー 概要】
社名  :株式会社ビットキー
所在地 :東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
代表者 :代表取締役社長 CEO 寳槻 昌則
設立  :2018年5月16日
資本金 :20,712,704,300円(2025年8月12日時点 資本準備金を含む)
事業概要:ID認証・認可のためのプラットフォーム「bitkey Platform」の企画・開発・運用
コネクトプラットフォーム「homehub」「workhub」の企画・開発・販売
スマートロック等のハードウェア製品の企画・開発・販売
※「ビットキー」「bitkey Platform」「homehub」「workhub」「ドアマエ」「ドアナカ」は当社の登録商標です。

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